自宅葬ってなんだろう?

お葬式を主催する立場になったとき

身近な方の死に直面してすぐ、やるべきこと、決めなくてはならないことがどっと押し寄せてきます。 お通夜や告別式はどこでやるのか、自宅で親しい人だけを呼ぶ場合もあります。 宗教や儀式などこだわりの多い故人であったならば、できる限りその希望に沿うようにやってあげたいというのが人情というものです。

心ゆくまでお別れの時間に集中したいあなたへ

結婚式を挙げるとなると、多くの方々は当事者となったとき、どのような演出をしたいかある程度のプランが思い浮かぶことと思います。例えば、何を着たいか、誰をよんでどのような規模で行いたいか、余興はどうしよう等々、やりたいプランや、やりたくないプランが次々と思い浮かぶことと思います。
しかし、ご葬儀となるとどうでしょうか。親しい人、身近な人の死というのは案外、ある日突然やってくるものです。
突然のことに、動転してしまうのが当然のことです。長い期間病にふせっていたり、介護をうけていたりしてある程度心の準備ができていたとしても、まずはその方の死を心から受け入れて受容するまでにある程度の時間が必要です。
しかし、実際はやらなくてはならにことが次々と押し寄せてきて、あまり故人を偲ぶことは、亡くなった直後から数日間は事務的な作業に忙殺されてしまうことがほとんどです。
葬儀をあげるとなると、結婚式と違って華々しく準備に時間をかけるというわけにはいかないことがほとんどです。ただし、結婚式と同様にお葬式にもこだわりを持つことは決して悪いことではありません。
それぞれお葬式に対してもこだわりをもって、故人を偲んで故人のなるべく希望にそうような、故人の個性をだせるようなお葬式を演出することは可能です。
故人が大ファンだったという「おめでとうございまーす!」で有名なコンビの芸人さんをお葬式によんで参列者とともに笑顔でお見送りした実話もあります。

お葬式は残された人たちのためのものでもある

こじんまりとした、身内だけでの密葬をしたいのであれば自宅葬はおすすめです。 葬儀会社によっては家族葬としてプランが提示されることもあります。 実際セレモニーホールなどで会場を借りて行う場合、当事者としては、ゆっくりと故人を偲ぶ時間がほとんどとれないことが多いです。

自宅葬のデメリット

生前、故人を知る人にとって、故人ゆかりの場所でゆっくりと時間を気にせずに偲ぶことができる自宅葬はいいことづくめのように思えます。 しかし、自宅に不特定の人を入れるということに抵抗のある方は、かえって事前の掃除や家の中、庭の整理などに忙殺されて、ご葬儀の前から疲労困憊になってしまうかもしれません。