自宅葬ってなんだろう?

お葬式は残された人たちのためのものでもある

時間を気にせずに偲ぶ

お墓やご葬儀というものは故人のためでもあり、残された、その後生きていく人のためのものでもあります。
故人への思いを忘れないために、懐かしくふりかえるために大事な典礼として葬儀の位置づけがあるといってよいでしょう。
故人が大好きだった人たちに思うままに故人を懐かしんで偲んで夜通し語り尽くしたいし、思い出を共有したいという場合は葬儀の場所が故人の自宅であるほうがよいと思います。
最近は初七日と告別式を一緒にお寺で行うことが多くなってきています。2-3時間で会場を出なくてはならない貸しホールでバタバタと執り行うのは忙しないものです。
遠方から来る参列者たちのためにも、今まで一度もいったことのないセレモニーホールへ足を運んでいただくよりは、時間を気にせずに腰を落ち着けてゆっくりすごしていただきたいものです。

コストが安くすむ

葬儀費用は一般的には200万程度が平均といわれています。
自宅で葬儀をした場合は、会場のレンタル代や、人件費などが節約できますので、およそ40万円~100万円程度でとりおこなうことができます。
経済状況が厳しい場合は、自宅葬はセレモニーホールに比べると格安にコストを抑えることができます。
葬儀屋さんと打ち合わせをしていくうちに、必要なものと、必要でないものの境目がよくわからなくなってしまうということがよくあります。いつのまにか、当初は全く考慮にいれていなかった余計なオプションがついてしまって、総額費用が膨れ上がってしまったという話はよく聞くところです。
なるべく簡素に、しかし棺や祭壇など最低限のものは故人のためにも準備をしてあげたいがどこで入手すればわからない、ご遺体の搬送方法などもよくわからないという方は自宅葬をお考えになってもよいかと思います。