自宅葬ってなんだろう?

自宅葬のデメリット

自宅葬のデメリット

ご自宅内に圧倒的にスペースがあっても、まず片付けがなされていなければご葬儀はできません。
あまりにも汚い「汚」部屋だったりした場合、故人のおうちを誰が片付けるのでしょうか?
どんなに故人が愛する人であっても、心身ともに消耗し、喪失体験にいるあなたを含めた近親者が、数日のうちにお片付けをするという作業はなかなか大変です。
故人が望んで、自宅葬をしたとしても会場の設営、家の中の片づけ移動、会食の場所の設置、記帳の受付場所、そして一番大事な棺を出せる導線の確保を考えるということはなかなかの一仕事であることを心得ておく必要があります。
突然大切な人を失った場合、遺影の写真を探し出したり、火葬場の予約や手続きをしたり、僧侶の手配、飲食の接待の用意など決めなくてはいけないことが一度にどっと押し寄せてきます。
落ち着いてお見送りをするための自宅葬が、喪主にとってのストレスとなることはなるべく避けたいものです。

ご遺体が長時間ご自宅にあるということ

超高齢社会を目前として、今後大きくフィーチャーされていくことと思いますが、今社会問題化されているのが、火葬場の不足です。
火葬場の予約がすぐにとれることは、実はあまりないことです。
現実には、火葬の日時関係で葬儀をずらしたり、エンバーミングといって腐敗を防ぐような処置を大金をかけて施したりしています。
そのため、自宅で数日間ご遺体と一緒に過ごすということを自宅葬とする場合は念頭においておく必要があります。
セレモニーホールなどでは、一定期間ご遺体を冷やして保存しておくことができるところもありますが、自宅葬では腐敗しないようにドライアイスや防水シーツ、防臭剤などを事前にたくさん準備してこまめに交換していく作業が必要となってきます。
そのことを踏まえた上で、だれがその作業をするのか事前にお身内で話し合っておかれるとよいと思います。